| 第40回 03.12.13<<緊張感>>
モデルさんの募集をはじめたころ、応募いただいた モデルさんと初めて会うときは似合わずにも緊張 したりしていましたが、すっかり今では慣れた感が あり緊張することはあまりなくなりました。 あまり慣れすぎも良くないですよね(笑 また知らず知らずに保守的になりがちです。 失敗したくないという気持ちが、どこかにあるので 冒険をしようとしなくなってしまうんですよね。 やはり新鮮な気持ちは常に必要です。 コンスタントに撮影していても、モデルさんが違えば 十人十色で、表現も無限にあると思うんです。 またこれが正解だってこともないですから それを探りながら、自分なりの表現を見つけていく といった目で見ていくと新鮮な気持ちでいられる 気がしてます。 応募いただいた方の立場でちょっと考えてみると どんな方でも、最初の撮影では意識してなくてもどこか 緊張しているものですよね。撮影が終わり自宅に帰るころには 実はぐったりなんてことがあるんじゃないかと思います。 そりゃあそうですよね。はじめて会う人の前で、笑ったり すましてみたり、手や足を曲げた伸ばしたりと結構 体動かしてますから。体の疲れと、精神的な緊張感から かなりのパワーを使っていますので、改めて考えてみると 当たり前ですよね。 でもこの緊張感が結構心地良いんじゃ ないかと思います。 また緊張感にもいろいろあって、初対面での緊張感とは別な ものもあると思うんです。 単なる知り合い同士が写真を撮っているというんじゃなく、 ちょっと大袈裟な表現をすると撮影者とモデルの一種の バトルとしての緊張感です。 撮影者は如何に光を使い、画面を構成して、モデルを決めた セッティングから修正を加えて、自分がベストを思えるものに していくかといったことと、モデルさんは、カメラマンの意図だけ でなく、自分としての表現をカメラマンにアピールしていく積極的、 攻撃的な気持ちとのせめぎ合いの中で生まれる緊張感が面白い ところだと思ってます。 撮影者としては経験のないモデルさんを、私なりの解釈のもとに 日常のなかの何気ない1コマを抜き出して、自分では気付かなかった 自分というイメージを表現していくといったことも単に撮影するのとは 違った面白さです。 肩肘をはって緊張することはあまり良い結果を生みませんが、 快い適度な緊張感の中で撮影できればいいですよね。 幸いにも継続的に撮影させていただいているモデルさんとは 良い関係を保てていると感じています。今後も独り善がりにならないよう 継続していくためのエッセンスとして緊張感を維持していければと 思っています。 このあたりも、お互い無償というアマチュアならではの撮影の面白さ ではないでしょうか? |
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