第36回

03.04.21<<楽しさと怖さ、そしてもう一歩前へ>>


ポートレートを撮影される方がここ数年でかなり増えた気がします。

デジカメの普及がその要因の1つなんでしょうか。

ポートレートと一口に言っても内容は様々ですから、一くくりにできないでしょうけど。

そんな中で相変わらずの私なんですが、最近応募いただくモデルさんが少し変わってきました。

変わったていっても男性が増えたとかじゃないですよ(笑

これまではWEB上の写真をご覧いただき、気にいてくださった方からの応募ですから、

WEBに掲載しているような感じの写真というのが一番多いリクエストだったわけですが、

1年ほど前からはより具体的な希望をもって応募いただく方が増えてきました。

私自身は、「ポートレートの撮影さえさせておけばご機嫌」みたいな呑気な奴なんですが、

私自身がモデルさんから感じるものをその時々のシチュエーションの中、モデルさんとの

コミュニケーションをしながら(大袈裟ですが)表現していくことが楽しかったわけです。

それは今でも変わりません。

私自身が私の好みで撮影していく分には多少苦労があってもそれを含めて楽しんでいる

わけですが、最終形がある程度決められたものを撮るとなると、ちょっと感覚が違ってきます。

普段でも「こんな感じで」というイメージがあって撮影していくわけですがその時々の天候や

モデルの気分に応じて対応していたものが最終の出来上がりのイメージを限定されると

制約が厳しくなるため更なる応用力がないときつくなります。

経験したことのない状態に置かれたときに、今までの経験値から想定して撮影をするわけ

ですが、あくまでも想定なので確固たるものがないので一抹の不安があるわけです。

さらに具体的な目的があっての撮影なので、最低限の結果だけは出さなければならない

というものがありますので、こういった状況でもまれることによって、1歩先に進めるかも知れない

と思ってます。

まあ背伸びしすぎると、どこかで切れてしまいますのでそれなりの判断が必要でしょうが、

まったく背伸びなしというのもつまらないでしょうから、その辺はバランスなんでしょうね。

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