第29回

02.07.31<<久々にズームレンズ>>


10年ぶりくらいにズームレンズを購入した。

といっても、最新のものではなく型落ちの中古ですが。

いわゆる大口径標準ズーム(28-70/2.8)と広角ズーム(20-35/2.8)で

いずれもレンズメーカー製(いずれもトキナーAT-X Pro)。

標準レンズは1万数千円。まあこの値段だから買ったんですけどね。

(しかももらった商品券5000円を使ったから実際には数千円で購入)

まだ使い込んでいるわけではないんですが、久々のズームで感じたことは

「暗い」ということ。暗いって開放F値のことじゃないです。

F2.8ですからこれで暗いって言ってたら殴られそうですよね。(笑

実はT値のことです。

単焦点を使っているとほとんど感じないT値が暗いってことを

久々に実感しました。(単焦点でも広角だと結構違うことがありますが)

カメラ内蔵のTTL測光の露出計を使っている限り、なんら問題ないんですが

単体露出計を使っている場合はそのレンズの補正値を知らないと

かなりアンダーになってしまいます。

今回購入したズーム2本とも、約1段は暗いですね。

ですから、F2.8といっても実際にフィルムに届く光は半分しかないってことです。

ズーム全盛で、単焦点にひけをとらない描写なんてコメントをよく見ます。

使ってみて確かに写りはいいですもんね。

ただ「暗い」という部分は、レンズ構成が複雑になるズームの宿命なんでしょうね。

撮影会なんかでも、私がカメラの露出計でスポット測光した出目と、

ズームを使っている人のスポットの出目が違うことが良くあります。

(同じ絞り値なのに、シャッター速度が違うってことです、他の条件は同じで)

そういったことからも、単焦点ならズームよりも1段早いシャッターが切れる

または1段絞れるってことですから、活躍の場がなくなることはまだないでしょう。

でも単焦点の需要は相当落ち込んでいると思われるので、今後の存続については

商業的に一抹の不安があるのもまた確かでしょうね。

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