第三回

00.07.23<<撮影時のセッティング>>


資金的なこともあり、そうそうスタジオを借りて撮影ってことは
なかなかできません。
そのため多くの方は野外での撮影が中心になりますよね。

その際、結構悩むのが撮影場所です。
公園っていうのが一番多いのでしょうが、都内の大きな公園だと
ほとんど撮影許可が必要です。最近はひどい撮影会も多いので
撮影許可もなかなか取りづらくなる一方です。
まだ許可をもらえるところはいい方で、
どんどん撮影禁止になっている始末。
撮影禁止の原因を作っている方々も自分で自分の首を
絞めていることになぜ気づかないのか理解に苦しみます。
こんな状態なんで、いいロケ先を見つけても荒らされるのが
心配ですよね。

前段はこれくらいにして。

実際の撮影の際、セッティングってかなり訓練がいりますねぇ。
わたしもまだまだへたくそなんですが、何を基準にすればいいんでしょうか?
これは、いくらHowTo本を読んでも分からないですよね。
過去に一時期私も「構図のなんたら」っていう本を読み漁った
ことがありますが、いまいちピンとこなかったです。
当然ですが、撮影する場所も時間も光りも違うからポーズのようには
参考になかなかなりません。
そのため、日常的な繰り返し以外にあまりうまくなる方法が
ないですよね。

では、モデルのセッティングをするときのポイントは
なんでしょうか。
個人的に思っているポイントを1つあげると
まず、決定するまでの順序。
何の順序か?
よく見るパターンは、
きれいな背景を見つけて、
「ここ、いいなぁ」って感じで「ここに立って」ってやるわけです。
それから露出やら背景の重なりを考えているパターン。
多分露出の難しさもここからきていると思うのですが
露出を考えないでセッティングをして、それから露出を
「どうしようかなぁ」と考えるので難しいのだと思います。
どんなにうまい人でもFilmのラチチュードを変えることは
できないし、無理なセッティングではどんなにレフ等で工夫しても
だめなものはだめですよね。
露出・背景を勘案して場所を決めてからモデルにその場所に
入ってもらい、あとはカメラマンの撮影意図にあったポージングの
指示をだす。っていう感じが一番いいのかなぁと思っています。

文章にすると、難しい感じがしないのですが
出来上がりを想定した上でのセッティングができないと
実際にはかなり難しいですよね。
レンズの選択も当然出来上がりを想定できないと、適切なものを
選ぶのは難しいですし、最終的に何を撮りたかったのかが
はっきりしないものになってしまいます。
結局は「構図」「露出」・・・って切り分けていくことは
あまり意味がなくて、総合的な組み合わせってことになっちゃいますね。
そこに個性が出るんでしょうけど。
でも私も含めて日本人ってパーツに切り分けての解説が好きなんですよね。
カメラ雑誌などの特集記事は「構図」「露出」っていうテーマが人気がある。
でも、参考にはなってもそれ以上は・・・です。
実践であれこれやってみて、失敗して、また考えての繰り返しで
自分の中の引出しの数を増やしていくしかないんでしょうね。

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